介護が必要かもしれない、離れて暮らす家族が心配、認知症かもしれないというときに、吉川市で最初に相談する窓口から申請、費用、暮らしの支援までをまとめました。情報は2026年10月16日に吉川市と関係機関の公式資料で確認しています。
地域包括支援センターへ相談する
地域包括支援センターは、市内に住む概ね65歳以上の方と家族の総合相談窓口です。健康、介護、福祉、医療、生活、介護予防、悪質商法や財産管理、虐待などを、主任介護支援専門員、社会福祉士、保健師・看護師などがチームで支援します。
相談は電話、来所、訪問のいずれも無料です。住む地区によって担当が決まります。
| 名称 | 所在地・受付時間 | 電話 | 担当地域 |
|---|---|---|---|
| 第1地域包括支援センター | 吉川市吉川二丁目1番地1(吉川市社会福祉協議会内)。月曜日から金曜日 午前9時から午後4時30分(祝日、年末年始を除く) | 048-984-4766 | 上内川、下内川、八子新田、鍋小路、川藤、南広島、拾壱軒、須賀、旭、川野、川富、関、大字吉川、吉川一丁目から二丁目、きよみ野、吉川団地、平沼の一部、中央一丁目から中央三丁目の一部(旧大字吉川、旧大字平沼) |
| 第2地域包括支援センター吉川平成園 | 吉川市大字加藤187番地1(吉川平成園内)。月曜日から金曜日 午前9時から午後4時30分(年末年始を除く) | 048-981-5811 | 三輪野江、土場、飯島、半割、加藤、吉屋、関新田、上笹塚、会野谷、中井、鹿見塚、皿沼、中島、小松川、二ツ沼、平方新田、深井新田、栄町、新栄、中野、保の一部(二郷半用水東側)、中央一丁目から中央三丁目の一部(二郷半用水東側、旧大字平沼、旧大字吉川) |
| 第3地域包括支援センター | 吉川市大字平沼263番地 はりまやビル1階。月曜日から金曜日 午前9時から午後4時30分、土曜日 午前9時から正午(祝日、年末年始を除く) | 048-981-7158 | 平沼の一部(二郷半用水西側)、平沼一丁目、保の一部(二郷半用水西側)、保一丁目、共保、木売、高富、高久、中曽根、道庭、美南、富新田、木売新田、中川台 |
境界地区など担当が分かりにくいときは、市の担当地域エリアマップで確認できます。
介護保険の申請から利用まで
介護保険サービスを使うには、要介護・要支援認定を受けます。申請窓口は吉川市役所1階の長寿支援課介護認定係(吉川市きよみ野一丁目1番地、048-982-5120)です。本人や家族が窓口へ行けない場合は、居宅介護支援事業者、地域包括支援センター、介護保険施設などが申請を代行できます。

- 認定を申請する長寿支援課へ要介護・要支援認定を申請します。窓口へ行けない場合は代行を相談します
- 訪問調査を受ける市の調査員などが家庭や施設を訪問します。市が主治医から意見書を取り寄せます
- 審査・判定を待つ介護認定審査会が認定調査と主治医意見書を基に審査します
- 結果を確認する要介護1から5、要支援1・2、非該当の結果が、原則として申請から30日以内に通知されます
- 計画を作って利用する要介護1から5は居宅介護支援事業者、要支援1・2は地域包括支援センターと計画を作り、サービスを利用します
非該当でも、市の介護予防・日常生活支援総合事業、高齢者福祉サービス、地域支援事業を利用できる場合があります。結果を見て終わりにせず、地域包括支援センターへ相談してください。
自己負担と介護保険料
介護保険サービスの利用者負担は原則1割です。65歳以上で一定以上の所得がある方は2割または3割、40歳以上65歳未満の第2号被保険者は所得にかかわらず1割です。認定を受けた方には申請不要で介護保険負担割合証が発行され、適用期間は8月1日から翌年7月31日までです。
65歳以上の保険料は本人と世帯の課税状況・所得で13段階に分かれます。令和6年度から令和8年度の基準額(第5段階)は年額61,200円です。
介護保険料13段階の年額を開く
| 段階 | 主な所得区分 | 年額 |
|---|---|---|
| 第1段階 | 生活保護受給者等、または世帯全員が市民税非課税で合計所得金額と課税年金収入額の合計が80万9千円以下 | 17,442円 |
| 第2段階 | 世帯全員が市民税非課税で同合計が80万9千円超120万円以下 | 23,562円 |
| 第3段階 | 世帯全員が市民税非課税で同合計が120万円超 | 41,922円 |
| 第4段階 | 世帯に市民税課税者がいて本人は非課税、同合計が80万9千円以下 | 53,244円 |
| 第5段階 | 世帯に市民税課税者がいて本人は非課税、同合計が80万9千円超 | 61,200円 |
| 第6段階 | 本人が市民税課税、合計所得金額120万円未満 | 73,440円 |
| 第7段階 | 本人が市民税課税、120万円以上210万円未満 | 76,500円 |
| 第8段階 | 本人が市民税課税、210万円以上320万円未満 | 91,800円 |
| 第9段階 | 本人が市民税課税、320万円以上420万円未満 | 104,040円 |
| 第10段階 | 本人が市民税課税、420万円以上520万円未満 | 116,280円 |
| 第11段階 | 本人が市民税課税、520万円以上620万円未満 | 128,520円 |
| 第12段階 | 本人が市民税課税、620万円以上720万円未満 | 140,760円 |
| 第13段階 | 本人が市民税課税、720万円以上 | 146,880円 |
40歳から64歳の保険料は加入する医療保険の保険料に上乗せされ、額は医療保険によって異なります。保険料とサービス給付は長寿支援課介護給付係(048-982-5119)へ確認してください。
在宅生活を支える市の制度

緊急時通報システム
病気、けが、火災などのときに緊急ボタンまたはペンダントを押すと、緊急通報センターにつながる端末です。相談ボタンでは24時間365日、健康相談ができ、月1回のお元気コールもあります。
月々の利用者負担は500円で、設置費は市が全額負担します。通報・相談時の電話料金と月3回ほどの接続確認の通話料(月20円ほど)は利用者負担です。申請は長寿支援課高齢福祉係(048-982-5118)へ相談します。
介護支援用品
要介護4・5と認定された、市民税非課税世帯の在宅の方には、おむつ・ドライシャンプーなどと交換できる利用券を月額6,000円税別まで発行します。限度額を超えた分は自己負担です。市役所長寿支援課または担当の地域包括支援センターへ連絡します。
見守りと配食
吉川市要援護者見守りネットワークは、協定事業所が日常業務の中で高齢者や障がい者などを緩やかに見守り、異変を察知したときに市へ連絡する仕組みです。
認知症の相談と認知症カフェ
物忘れが増えた、家族の様子が変わったと感じたら、まず担当の地域包括支援センターへ相談できます。認知症だけでなく、医療や介護、家族の負担、生活上の困りごとをまとめて相談できます。
「なまりんオレンジカフェ」は、認知症の方と家族、地域住民など誰でも参加できる場です。市内8か所で開かれ、地域包括支援センター職員やケアマネジャーなどの専門職にも相談できます。開催場所・日時は広報または長寿支援課高齢福祉係(048-982-5118)で確認してください。
- 気になる変化を整理するいつから、どんな場面で困っているかをメモします
- 地域包括支援センターへ連絡する本人だけでなく家族や近隣の方も相談できます
- 必要な支援につなげてもらう医療、介護保険、認知症カフェなど、状況に合う窓口を一緒に考えます
急な体調不良や夜間・休日の受診先は吉川市の休日・夜間医療ガイドも確認してください。
外出・移動を支える制度
要介護3・4・5と認定された、市民税非課税世帯の在宅の方は、市内のタクシーや介護タクシーを本人負担1割で利用できる券(月額16,000円まで)の対象です。自宅から病院、介護保険施設、公共・公益施設、冠婚葬祭、選挙などへの往復に使えます。限度額を超えた分は自己負担です。
申請は市役所長寿支援課または担当の地域包括支援センターへ連絡します。利用者負担の1割分は利用翌月に市から請求されます。
この制度とは別の高齢者向けタクシー助成や、市内の電車・路線バスは吉川市の交通ガイドにまとめています。
仕事・交流・居場所
吉川市シルバー人材センター
市内在住の60歳以上で働く意欲のある方に、臨時的・短期的または軽易な仕事を提供する公益社団法人です。仕事を頼みたい住民・事業者の相談も受け付けています。
- 所在地:吉川市きよみ野二丁目22番地2
- 電話:048-982-7720
- 業務時間:月曜日から金曜日 午前8時30分から午後5時(土曜日・日曜日・祝日、年末年始を除く)
老人福祉センター「シニア活動センターぱれっと」
健康維持、教養、レクリエーション、仲間づくりのための施設で、舞台付き集会室、小集会室、会議室、カフェテラスなどがあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 吉川市中央三丁目50番地4 |
| 電話 | 048-982-7717 |
| 利用時間 | 午前9時から午後4時まで |
| 休館日 | 日曜日、12月28日から1月4日まで |
| 利用料金 | 60歳以上の市内の方は無料、60歳未満の市内の方は200円、市外の方は300円 |
成年後見と財産・権利の相談
認知症などで契約や手続き、財産管理を一人で決めることに不安があるときは、吉川市成年後見センターへ相談できます。本人だけでなく、家族や関係機関からの相談も受け付けます。
- 電話で予約する吉川市成年後見センター 048-981-8750へ相談日時を予約します
- 状況を相談する制度の内容、利用方法、ほかに利用できる事業を確認します
- 必要な手続きへ進む相談内容に応じて関係機関と連携した支援を受けます
- 所在地:吉川市吉川二丁目1番地1(吉川市社会福祉協議会内)
- 相談時間:月曜日から金曜日 午前9時から午後4時30分(土曜日・日曜日・祝日、年末年始を除く)
- 相談:予約制・無料
悪質商法、虐待、財産管理への不安は地域包括支援センターでも相談できます。緊急性がある場合は予約を待たず、警察や救急を含む適切な窓口へ連絡してください。
問い合わせ先
| 内容 | 窓口 | 所在地・受付 | 電話 |
|---|---|---|---|
| 高齢者福祉サービス、認知症カフェ | 長寿支援課 高齢福祉係 | 吉川市きよみ野一丁目1番地、市役所庁舎1階。窓口は平日午前9時から午後4時30分 | 048-982-5118 |
| 要介護・要支援認定 | 長寿支援課 介護認定係 | 同上 | 048-982-5120 |
| 介護保険料、給付、負担割合 | 長寿支援課 介護給付係 | 同上 | 048-982-5119 |
| 成年後見制度 | 吉川市成年後見センター | 吉川市吉川二丁目1番地1。平日午前9時から午後4時30分、予約制・無料 | 048-981-8750 |
市役所は祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日に開庁し、電話受付は午前8時30分から午後5時までです。相談先に迷うときは、担当の地域包括支援センターから始めると、必要な制度や担当課につないでもらえます。
よくある質問
吉川市で介護のことを最初にどこへ相談すればいい?
地域包括支援センターは家族でも相談できる?
介護保険の申請はどこでする?
要介護認定は申請してから何日かかる?
要介護認定が非該当だと何も利用できない?
介護保険サービスの自己負担は何割?
吉川市の65歳以上の介護保険料はいくら?
ひとり暮らしの緊急通報は月いくら?
吉川市に紙おむつの支給はある?
吉川市の高齢者配食サービスは今も使える?
認知症かもしれないときはどこへ相談する?
介護タクシーの助成対象は?
老人福祉センターは60歳以上なら無料?
成年後見制度は家族から相談できる?
写真について
掲載写真はウィキメディア・コモンズの画像で、吉川市内の撮影ではありません。
- Mizuno-Nursing-and-Medical-Care-Facility.jpg 撮影:B.Wisp(CC0)
- Hiezu Village Day-care Facility ac.jpg 撮影:Asturio Cantabrio(CC BY-SA 4.0)